【海外赴任準備】インターネット契約で解約金を掛けない、スマートな出国の方法

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海外赴任が決まりました。今のインターネット契約をどうすればよいかわかりません。解約金も掛かるのでしょうか?

出国前にインターネットを解約しますが、出国ギリギリまでインターネット環境が必要です。何か良い方法はありますか?

海外引越時、インターネット契約の解約タイミングと、出国前のインターネット環境については悩みますよね。今回私の海外赴任経験から良い方法を考えてみます。

この記事を読むと、次のポイントを知ることができます。
①海外赴任・移住者のインターネット契約の扱い
②国内大手ネット事業者の解約金
③ギリギリまでインターネットを使ってスマートに出国する方法

私の海外赴任の経験から、これから海外赴任をされる方に向けて、【海外赴任準備】シリーズをお送りしたいと思います。少しでもあなたの海外赴任・海外移住をサポートできれば嬉しいです。今回はインターネット契約編をお送りします。

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海外赴任、インターネット契約で解約金を取られない方法

海外出国時はインターネットの解約が必要

海外赴任で日本を離れる際、ほとんどの方は自宅のインターネット環境は家を引き払うと同時に解約することになると思います。

ごく稀に持ち家で一時帰国時にインターネットが使えるように維持するという例も聞きますが、使わないのに毎月安くないネット料金を支払うのはもったいないです。

そこで気になるのが、インターネット解約時に発生する料金です。

インターネット契約の解約金が発生する仕組み

一般的にインターネット契約は携帯電話と同様の”〇年縛り”という契約形態をとっていることが多いです。2年もしくは3年毎の自動更新となっており、更新月に解約しない場合解約金の支払いが必要になります。

インターネット契約の一般的な仕組みを、2年契約を例に上のイメージでご説明します。

契約月を1か月目とすると、2年間の利用が終わった時に更新月が設定されており、その期間以外に解約すると解約金が発生します。また更新月に特に手続きをしない限り、再度2年間の契約が自動更新されます。

つまり、解約金を発生させないためには、この更新月に解約するしかないのです。

更新月の設定はインターネット事業者によって異なりますので、まずはご自身の契約内容を確認してみて下さい。

インターネット契約の解約金(フレッツ光の場合)

それではこの解約金、いくらぐらいするでしょうか?MM総研の調査によると、2020年3月では日本のインターネット契約の約7割が光回線。その中でもNTTのフレッツ光回線が半数以上のシェアとなっており、その前提で計算してみます。

①フレッツ光回線の解約金

・NTT東日本 にねん割(2年契約)・・・戸建て10,450円、集合住宅1,650円
・NTT西日本 光はじめ割(2年契約)・・・戸建て10,000円、集合住宅7,000円

②プロバイダの解約金

光回線の解約金とは別に、プロバイダの解約金も発生します。金額はプロバイダによって異なりますが、2,000円から10,000円程度ですが、5,000円前後と設定されている所が一番多いようです。

③工事費用の清算

これは更新とは直接関係ありませんが、一般的に光回線を整備する初期工事費用は、分割で毎月支払いをしていることが多いです。

フレッツ光の場合、基本作業で戸建ては19,800円、集合住宅は16,500円ほどの工事費が発生し、それを30回程度に分割して支払いをしているはずです。支払い完了前に途中解約する場合は、このを一括で支払う必要があります。

これらを合わせると、解約時に発生する解約金は、安くて数千円、高いと2万円近い解約金が必要になる可能性があります

まずは更新月の確認と確実に解約申し込みをしよう

この高額な解約金を支払わない為には、海外赴任が決まった時点でインターネット契約の更新月を確認し、確実にその期間に解約することです。忘れずに実施しましょう。

それでは、更新月から出国日までの間は、どのようにインターネット環境を確保すればよいでしょうか?ここからは、期間別に私がおすすめする方法をご紹介します。

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出国まで快適インターネット環境!スマートなやり方

解約金不要のサービスに申し込もう

それでは縛りのあるインターネット契約を更新月に解約した場合、残りの期間はどのように対応するのが良いでしょうか?私は対応としては2つあると思います。

1.契約期間の縛りが無い固定回線(光/ADSL)サービスに乗り換える
2.ポケットWiFiレンタルサービスを活用する

1に関しては、例えば光インターネットサービスでも、2年間のような契約期間の縛りが無いサービスもあります。しかし、乗り換えに関して転用の申し込みから各種手数料の発生、そして結局最後には解約手続きが必要となるなど、意外に手間がかかるんですよね。

そこでおすすめしたいのが、2のポケットWiFiのレンタルサービスとなります。ここで、「ポケットWiFiはメインのネット回線になり得るのか?」と思う方がいらっしゃると思いますので、その疑問について次に答えていきたいと思います。

ポケットWiFiはメインのネット回線になり得るのか?

ポケットWiFiとは、モバイル通信ネットワークに接続できる、持ち歩き可能なモバイルルーターのことを指します。このルーターにWiFi接続させることで、スマホやパソコン、テレビなど様々な機器をネットに接続させることができます。

ひと昔前は遅い、繋がらない、というネガティブなイメージもあったポケットWiFiですが、4G通信ネットワークが十分普及した今は、非常に性能の良いサービスとなりました。その特徴を次に4つ挙げておきます。

  • 大容量(月100GB以上~無制限)
  • 高速(150Mbps~1Gbps)
  • シェア(複数台同時接続可能)
  • 携帯可能

携帯電話では月の容量が厳しく制限されていますが、ポケットWiFiでは容量無制限といったプランも多く存在します。

また通信速度も進歩しており、機種によっては最大で1Gbps近くの下り速度が出るものも登場してきています。これは光回線のフレッツ光ネクストの受信速度に迫る数値です。

一般的なものでも150Mbpsまで対応しているものがほとんどなので、動画視聴や在宅ワークが重なっても特に不満は出ないレベルだと思います。

実際私は日本ではポケットWiFiを家のメインのネット回線として利用していました。普段のインターネットから動画サービスの視聴、在宅勤務まで全く問題無くこなすことができていました。

また固定回線では不可能でポケットWiFiで実現できるのが、携帯可能という点。私は家族で出かける時も常に持ち歩いて、ドライブ中に子供が動画を見るのに使ったり、移動中のネットに利用していました。

ポケットWiFiを持ち歩くことで、携帯電話のデータ通信量を節約し、携帯料金を抑えることができるんです。これは非常に大きなメリットですよね。

ポケットWiFiレンタルサービスとは?

そんなポケットWiFiですが、自分でネット事業者と契約すると、同じく2年などの契約縛りが発生するのでおすすめしません。

そこで利用するのが、ポケットWiFiのレンタルサービスになります。日本国内には、ポケットWiFiをレンタルする事業者が複数存在しており、契約縛りの条件が無いプランを提供しています。

最近では日本人向けに数多くのサービスが立ち上がっており、競争の結果料金も抑えられ、自分でネット事業者と直接契約するのとほぼ遜色ない料金で提供しています。

海外出国前にレンタルWiFiサービスをおすすめする理由

私が海外出国前にレンタルWiFiサービスをおすすめする理由は2つあります。

1.出国ギリギリまで利用して、最後空港で返却すれば良い
2.急に出国が延期になったとしてもレンタル期間を延長できる

1つ目に関して、どのレンタルサービスでもレンタル終了時は郵送もしくは宅配便での返却が可能です。よって郵送返却の場合、出国ギリギリまで利用してから、最後空港のポストに投函すれば良いのです。出国の直前までネット環境を維持していられるというのは非常にありがたいポイントですよね。

また空港に返却カウンターを持っているレンタル事業者も多いので、その場合は直接カウンターで返却することも可能です。

また昨今コロナの影響で海外渡航のタイミングが読めません。急な出国延期なども良く発生していると聞きます。その場合、レンタル期間の延長が可能なので、延期した期間安心してインターネットを利用し続けることができるんです。

それでは、私が10社以上のポケットWiFiレンタルサービスを比較して、おすすめできるサービスをレンタル期間別にピックアップしました。

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出国まで2か月以上ある場合

出国まで2か月以上とある程度期間がある場合は、初期費用が掛かるものの毎月の利用量が抑えられたプランを持っているレンタルサービスが良いでしょう。

私が10以上のサービスを比較した上で、長期利用におすすめできるサービスがSAKURA WiFiさんになります。

SAKURA WiFi

長期利用におすすめのSAKURA WiFiの特徴を次にまとめます。

  • 月間100GBの大容量で3,680円(税抜き)という破格の料金
  • 自動延長なので、申請の手間が掛からない
  • 解約金不要で、出国のタイミングでいつでも返却できる

このように、長期で利用するのにあたって非常にお得な料金プランとなっています。初期の事務手数料が3,000円発生しますが、2か月以上借りる場合は料金の安さで元が取れてしまいます。

契約はカレンダーの1か月毎の更新となっており、解約申請は各月21日までにするとその月の28日までの利用、それを過ぎると翌月28日までの利用で返却手続きとなります。

返却に関しては追跡番号が発行される輸送サービスであれば何でも良く、ゆうパケットを利用すれば出国時直前に空港ポストに投函で返却することも可能ですね。

他の特徴もこちらにまとめてみました。

通信容量月間:100GB、1日:無制限
レンタル料金事務手数料3,000円
1か月3,680円(税抜き)
受取方法【料金】ゆうパケット【無料】
返却方法【料金】郵送、宅配便等【実費負担】
延長可能(自動延長)

SAKURAWiFi

出国まで2か月未満の場合

出国まで2か月未満の場合は、月額は少し高くなりますが、初期費用の不要なWiFiレンタルサービスがおすすめです。結果的にトータルの支払いが安くなります。

また1か月未満でもレンタル可能なので、ちょっとした繋ぎに利用することも可能です。延長サービスも提供しているので、不意な出国の延期の時も安心ですよ。

それでは、私がおすすめする短期向きのWiFiレンタルサービスを3つご紹介します。

・大手の安心サービスと多様な受け取り方法で選ぶなら
【Wifiレンタルどっとこむ】
・とにかく大容量とコスパで選ぶなら
グローバルモバイルのWiFiルーター
・容量はそこまで必要無いので価格で選ぶなら
ラッキーWi-Fi 最短即日発送!

詳しくはこちらの記事で一時帰国を想定した利用シーンでまとめていますので、是非ご参照下さい。

本記事は以上になります。出国までは様々な契約事を見直す必要があります。インターネットはそのほんの一部です。

これからも読者の方の出国をスムーズにするお手伝いをできるような記事を書いていきたいと思います。

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