【2021年最新版】海外で使うならどっち!?ドコモahamoと楽天UN-LIMIT【徹底比較】

最近話題の大手キャリアの格安プランに入りたいです。海外での利用も多いのですが、どこが良いでしょうか？

海外出張の度にレンタルWi-Fiと携帯を借りていて、通信費がとても高いです。何か良い節約法はありませんか？

ドコモahamoを海外で利用する

ahamo（アハモ）はドコモが仕掛けた新料金サービスで、シンプルで安いプランを目指しており、以下のような特徴があります。

• 料金は税抜2,980円/月の単一プラン
• データ月20GB、5分以内国内通話無料
• ドコモの高品質な4G/5Gネットワークを利用
• オンライン申し込みのみ
• 事務手数料、MNP転出手数料は無料

これまでのドコモの料金と比べて非常に安く、発表当時は驚きました。その分申し込みはオンラインに絞ったり、家族割などの各種割引は省くなど、コストを抑えているようです。

それではドコモのahamo、海外での利用についてまとめてみます。「データ通信」「通話」「SMS」という観点で説明していきましょう。

海外でのデータ通信

先日日経新聞で、”在日米軍がahamoに注目”という記事がありました。何故なのか気になりますよね？

その理由は、海外データローミングが追加料金無く利用できるため。米軍の家族がアメリカに一時帰国する際に日本の携帯をそのまま使えるから、だそうです。

既に発表されているahamoの報道発表資料によると、「海外82の国々・地域で、20GBの月間データ容量を追加料金なくご利用いただけます。」と記載があります。

これまで日本の携帯会社のプランでは、海外での通信は別料金。しかも安くても1日1000円程するのが一般的でしたので、これは画期的ですね！

対象82か国は、こちらになっており、ほぼ全ての主要国が含まれています。

但し１点気を付けなければならいないのが、「15日を超えて長期間海外で利用される場合は、通信速度が制限されます。」とのことなので、長期の海外滞在で２週間を超えるとあまり使えないと考えておきましょう。

海外での通話

ahamoは2,980円の定額プランですが、以下のサービスは定額の対象外とあります。

海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、（0570）（0180）などの他社接続サービス、（188）特番、（104）の番号案内料、衛星電話／衛星船舶電話、当社が指定する電話番号（機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号）などへの発信は定額の対象外となり、別途料金がかかります。

引用：ギガプランとahamoを比較する

海外での発信・着信に関しては、特にahamoの特別なサービスは無く、従来のドコモの料金体系が適用されるようです。私が住んでいるイギリスと、アメリカについて通話料金を調べてみました。

イギリスの場合

アメリカの場合

国によって若干料金体系が異なるようです。発信に関しては、滞在国内（100円/分前後）＜日本向け（150円/分前後）＜その他の国向け（250円超/分前後）の順に高額になっていきます。

また着信でも1分100円以上の料金が発生してしまうようです。これまでの携帯プラン同様、ahamoでも国際電話は結構高いようですね。

国別の詳しい料金は、こちらの対応エリア・通話料・通信料を調べるから調べることができます。

海外でのSMS

SMS（テキストメッセージ）についてもイギリス・アメリカ両方調べたところ、共に送信は1通100円という状況でした。受信は無料です。

SMSはあまり使わないかもしれませんが、日本から届いたSMSに返信する際など、ちょっとしたメッセージを送るのに100円掛かるのは痛いですね。

楽天 UN-LIMIT Ⅵを海外で利用する

それでは、次に楽天モバイルの最新料金プランUN-LIMIT Ⅵについてです。元々2,980円定額で使い放題というUN-LIMIT Ⅴを提供していましたが、更にデータ利用が1GBまでなら無料という驚愕の内容でした。

これにより海外移住者の強力な味方になる、という記事も書いているので、良ければご参照下さい。

【完全無料】海外赴任・在住で日本の携帯番号を維持！ 楽天モバイル活用術

海外赴任や、ワーキングホリデーなどで海外に移住する方で、日本の携帯電話契約をどうするか悩んでいませんか？楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIは、この海外移住者の悩みを全て解決し、更に海外でも利用できるメリットが沢山あります。これから海外に移住する方は、是非楽天モバイルのプランを検討してみましょう！

otokuniliving.com

2021.02.06

楽天UN-LIMIT Ⅵはahamoのような定額プランではなく、データ利用量に応じた段階料金を採用しているのも特徴です。

そして、楽天モバイルも海外での利用に非常に力を入れているんです。それでは、こちらも海外での利用シーンで「データ通信」「通話」「SMS」という観点でプランをまとめていきます。

海外でのデータ利用

こちらは楽天モバイルのWebサイトに掲載されている料金表になります。海外・国内問わず、利用したデータ量に応じた段階プラン料金が適用となります。

但し海外データローミングは、「パートナー回線エリア（海外）」という条件が適用となり、「2GBまでは速度制限なし、超過後は最大128kbpsでデータ使い放題」となります。実際128kbpsはかなり遅いので、使える用途はかなり絞られてしまうでしょう。

しかし、海外での利用において「2GB超過後は最大128kbps。超過後は1GBあたり500円のデータチャージにて、高速通信の利用が可能。」と記載があります。

これはデータチャージというオプションで、海外ローミング用を選択してチャージすることで、2GBを超えても速度制限無く追加した容量まで利用することができます。

海外利用で1GB500円というのは非常にリーズナブルな価格ですね。

海外データローミングは指定の66か国でのみ可能とのことなので、対象国は楽天モバイルのWebサイトをご確認下さい。（主要国はほぼカバーされています。）

海外での通話

楽天モバイルでは、海外での通話は料金面で非常に優れています。Rakuten Linkという通話アプリを通じて通話することで、海外から日本国内への通話は無料。また着信も完全に無料です。これはahamoには無かった大きなポイントですね。

一方、国内→海外や、海外→海外は国際通話料金が発生します。一例として、

• イギリス　108円/30秒 ※その他多くのヨーロッパ諸国
• アメリカ　34円/30秒 ※その他北米諸国

国によって結構料金に差があります。具体的な国別の料金は、こちらをご参照ください。

海外でのSMS

海外でのSMSについては、Rakuten Linkアプリを利用することで、対象66か国については送信・受信共に無料となっています。

まとめ

このように、ただ安いだけでなく、海外サービスもかなり充実しているahamoと楽天UN-LIMIT。一目でわかる比較表を作ってみたので、見ていきましょう。

ahamo vs 楽天UN-LIMIT 海外サービス比較

おすすめ

ここまでドコモのahamoと楽天のUN-LIMITについて、海外でのサービスを比較してきました。

どちらがお得になるかは、それぞれの方の使い方に大きくよるのですが、大まかには次のようなことが言えるのではないかと思います。

• 短期滞在で、海外で電話はあまりしないけどデータはがっつり使いたい　→ahamo
• 海外でデータはそこそこ使えれば良い。日本との電話のやりとりが多い　→楽天 UN-LIMIT

キャンペーン

ahamoと楽天UN-LIMITは、共に登場したてということもありそれぞれキャンペーンをやっていますので、こちらも比較してみましょう。

まず、ahamoは先行予約を開始前日の3月25日までに行うと、dpoint 3,000ポイントプレゼントを行っています。

一方、楽天モバイルは2月現在３つのキャンペーンをやっています。もし申し込みを考えている方は、今のチャンスに加入するのが良いと思います。

①最大25,000ポイント還元キャンペーン

SIMの契約で5,000円分ポイント還元、更に対象スマホを同時に購入すると最大20,000円分ポイントが還元されるという何とも太っ腹なキャンペーンをやっています。

②Rakuten Hand実質0円キャンペーン

Rakuten Handという小さくて軽い、楽天オリジナルのスマホを同時に購入すると、19,999ポイントが還元されることで、実質0円で手に入れられるというキャンペーンです。このRakuten Handは結構性能も良く、評判が良いようです。

③Wi-Fi実質0円お試しキャンペーン

実質0円で、ポケットWi-FiプランとSIMフリーRakuten WiFi Pocket本体を使うことができます。仮にお試しして気に入らなければ、0円の間にキャンセルすれば大丈夫。

キャンペーンを比べると、圧倒的に楽天UN-LIMITがすごいですね！これだけキャンペーンがすごくて、使わなければ無料で維持できるので、試しに手元に置いておくというのもありだと思います。