【超簡単】イギリスで携帯キャリア乗り換え。MNPで番号維持する方法を図解で解説!

スポンサーリンク

イギリスで携帯キャリアを乗り換えたいのですが、番号を変えずに変更できますか?

携帯電話を乗り換えるのに、オペレーターと英語でやり取りする自信が無くて・・。

イギリスでも日本のMNPと同じく携帯番号を維持してキャリアの乗り換えが可能です。しかもオペレーターを介さず全てネットで完結できるので超簡単!今回は私の体験を元にやり方を説明したいと思います!

スポンサーリンク

イギリスの携帯キャリア、見直してみよう!

イギリスの携帯キャリア、見直してみよう!

皆さん、今の携帯キャリアには満足していますか?渡英時にゲットしたSIMをそのまま利用しているという方も、意外と多いのではないでしょうか。

まだしばらくイギリスに滞在するという方は、携帯キャリアを見直すことでより安くて快適なモバイルライフが送れるかもしれません。

イギリスで携帯キャリアを見直す時のポイントをご説明します。

ポイント1.今のプラン・料金は自分の利用に最適か考える

イギリスは平均して日本よりも携帯料金が安いので、何となく安く使えている気になります。しかし、キャリアによってプランの内容は様々。

「月10GBのプランなのに毎月3GB程度しか利用していない」「動画を沢山見るので、たまに容量を超過して追加料金を払っている」といった方は、真っ先にプランを見直してみましょう。

また今のキャリアに特に不満が無いという方も、イギリスの格安SIMはお得なプランがゴロゴロしているので、見直しによって更に安いキャリアに変更し、毎月の固定費を削減できる可能性も高いです。

私はこれまでに以下の携帯キャリアについてまとめ記事を書いていますので、参考にして頂ければ幸いです。

ポイント2.キャリアの繋がり易さ

イギリスではエリアによって電波の入りが良くないキャリアもあり、日頃の利用にストレスを抱えているという方も、やはり乗り換えを検討した方が良いと思います。

特に地方は電波のカバー率が低いキャリアもある為、ストレスを抱えるくらいでしたら乗り換えを検討しましょう!

その際に同じ携帯ネットワークを利用する会社に乗り換えては意味がありませんので、次の主要携帯キャリアとネットワークの対応表を参考にして下さい。

ポイント2.キャリアの繋がり易さ
スポンサーリンク

イギリスの携帯キャリア乗り換えの仕組み

イギリスの携帯キャリア乗り換えの仕組み

日本のMNPに対応、イギリスの”Port a number”は手数料無料!

日本では携帯キャリア乗換えに関して、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の認知がかなり上がってきています。利用されたことがある方も多いのではないでしょうか。

MNPは、携帯番号そのままでキャリアを乗り換えることで、最近日本では大手キャリアから料金の安い格安SIMに移る方が多いですよね。

しかし、日本で携帯キャリアを移るには何かとお金が掛かります。主な手数料として、「MNP転出手数料」「新規加入事務手数料」「解約違約金(更新月以外に解約する場合)」などがあります。

一方イギリスの場合、電話番号を新しいキャリアに移すのは”Port a phone number”と呼びますが、その際「転出手数料」「事務手数料」は基本無料

また格安SIMは契約が無い1か月更新のプランがほとんどで、違約金が発生するケースも少ないです。

まずは手数料面でキャリア乗り換えのハードルがぐっと下がります。

オペレーターとの通話不要。全てネットで完結する仕組み

またイギリスで電話番号を移行するのは、ネットで全て完結させることができますオペレーターと英語でやり取りしなくて良いので、こちらも移行のハードルが下がりますよね。

イギリスの携帯番号移行”Port a number”には、”PAC code”が必要になります。PACはPorting Authorisation Codeの略で、日本のMNP予約番号に相当します。

このPACコードと移行したい電話番号を新しいキャリアに伝えることで、旧キャリアの解約も含めて全てキャリア側で手続きを行ってくれます。これは非常に楽チンですね!

しかし、「このPACコードはどう申請すれば良いの?」「番号移行のタイミングはいつ?」などと言った疑問が沸いてきますよね。今回私の乗り換えの事例を元に図解で解説していきます!

スポンサーリンク

【図解】イギリス携帯キャリア乗り換え方法

それでは、イギリスで番号そのまま携帯キャリアを乗り換える具体的な方法を、図解とセットでご紹介していきます!

1.PACコードをリクエストする

1.PACコードをリクエストする

実はPACコードの申請は非常に簡単。今使っている携帯から、テキスト(SNS)で”65075”という番号に”PAC”とメッセージを送るだけ

これはキャリア問わず同じ番号ですので、とても便利です。これは“Text to Switch”という制度で、2019年7月に開始されたサービスです。

そして数十秒後には、現在のキャリアからPAC codeが送られてきます。コードの有効期限も記載されており、請求から30日間有効となります。

転出元のキャリアの手続きはこれだけです!非常に簡単で、日本でも是非取り入れて欲しい制度ですね。

1.PACコードをリクエストする2

2.新キャリアでSIMを申し込み

2.新キャリアでSIMを申し込み

そして新しいキャリアの申し込み時に、移行したい携帯電話番号とPACコードを入力します。

この情報に基づき、新しいキャリアでは旧キャリアから電話番号の移行手続きを行ってくれます。

また、「新しいキャリアの電波がちゃんと入るか心配」「新キャリアのネットワークスピードを試してから判断したい」という方はここで入力せずに、まずは新しいSIMで試してみてから番号を移行する方法もあります。

詳しくは最後の章で解説します。

3.新SIMの受け取り~番号移行完了

3.新SIMの受け取り~番号移行完了

それでは、新しいキャリアのSIMを受け取ってから無事に番号が移行されるまでの流れをご説明します。

まず新たにキャリアに申し込むと、大抵1~2日でSIMが郵送されてきます。この際ほまだ番号移行は完了しておらず、新SIMは新規の電話番号となっています。

この時点で新SIMを利用することも可能ですが、電話番号を途切れさせたくない場合は旧SIMの利用を継続しましょう。

Port numberが実施されると、旧SIMは使えなくなります。携帯のキャリア表示が”No Service”などと表示されるようになりますので、そうしたら新SIMに差し替えて携帯を再起動させます。

これによって、番号を維持したまま新たなキャリアへの移行が完了します!

新キャリアへの申し込みからPort numberの完了には多少時間がかかるので、旧キャリアの契約更新ギリギリのタイミングではなく、1週間ほど余裕をもって申し込むのをおすすめします。

【裏技】新キャリアを試してから移行したい場合

人によっては、「新しいキャリアの自宅での電波を試したい」「5Gの電波が室内で受信できるか試してみたい」と考える方もいらっしゃると思います。

その場合は新しいキャリアの申し込み時にPACの申請をせずに、まずは完全新規としてSIMを申し込み、現在のSIMの契約はそのままにしておきましょう。

そして新しいSIMを試してみて、もし思っていたパフォーマンスやサービスと異なる場合、キャンセルをします

ほぼすべてのキャリアはReturn Policyを持っていて、SIMのアクティベーションから14日以内であればキャンセルを受け付けてくれます。いわゆるクーリングオフ制度ですね。

大抵の場合使った分だけ課金されて、残りは返金されます。ネットワークスピードを試す程度でしたら、そんなに大きな金額にはならないでしょう。

旧キャリアの契約は何も変更していないので、そのまま旧キャリアを使い続けるか、新たに他のキャリアを試せばよいです。

また試した結果満足できるようでしたら、そこで初めて旧キャリアでPAC codeを取得して番号移行の手続きを行います。

契約後のPAC code提出の方法はキャリアによって異なりますが、大体Webサイトの自分のアカウントページから申請が可能です。

詳しくは英語のサイトになりますが、こちらの”How To Submit Your PAC Code”の項目をご参照下さい。

少し裏技的な方法ですが、もし新しいキャリアのサービスが不安でしたら、少し手間はかかりますがこの方法もありだと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。私もイギリスのキャリア乗り換えはネットにも情報が少なく、ドキドキしながら行ったのですが、意外にもすんなりできてしまいました。

今のキャリアより安い所に乗り換えたい、でも電話番号は色々登録しているので変えたくない、という方は是非参考にしてみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました