【体験談】6か月運用したイギリスVanguard証券の実績公開

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2020年8月にイギリスでバンガード証券の口座開設をしました。それから6か月経過したので、その後どうなったかご紹介したいと思います。

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イギリスで投資するならバンガード証券

以前、イギリス在住で投資するなら、バンガード証券の口座でETFを購入するのが良いという記事を書きました。

嬉しいことに定期的に読んで頂いていて、「イギリス在住 投資」という検索キーワードで良く読者の方に探して頂いています。

その際にイギリスのバンガード証券での投資をおすすめした理由として、次の3つがありました。

  • イギリスのISA制度を活用して年間£20,000まで非課税で投資できる
  • イギリスの証券会社の中で圧倒的に手数料が安い
  • バンガード証券の幅広いETFに投資できる。特にS&P500が選べる

詳しくはこちらの記事を読んで頂きたいですが、バンガード証券に口座開設してから6か月が経ちますので、その後の実績を紹介したいと思います。

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イギリスETF投資成績紹介

積み立て投資

私は以前の記事にもあるように、イギリスのバンガード証券で、イギリスの非課税口座制度ISAを利用して口座を開設しました。

非課税枠の上限は年間£20,000(約280万円)で、利用枠は毎年4月にリセットされます。

バンガード証券のISA口座の投資ルールは「毎月最低£100を積み立て投資」「ワンオフの入金は£500以上」という2つです。

私は時間的にも分散投資したかったので、毎月£1,000を2つのETFに積み立て投資していましたので、そちらをご紹介します。

S&P 500 UCITS ETF (VUSA)

言わずもがな、米国S&P500銘柄に投資するETFです。バンガードS&P500のETFは超有名ですが、米国で上場しているVOOではなく、イギリスで購入できるのはロンドン証券取引所に上場しているVUSAになります。商品ページはこちら

よって、インデックスもポンドベースとなっています。

①S&P 500 UCITS ETF (VUSA)

これが私が口座開設してからのチャートで、緑の丸が購入したタイミングです。このバンガードのチャート、すごい分かり易いです!

積み立てなので、購入タイミングは1か月毎となっています。(1月に2つ丸があるのは、分配金再投資をした為です。)

購入金額は£5,147、時価が£5,214(2021/1/31時点)なので、含み益は+£67となりました。

FTSE Developed World UCITS ETF (VEVE)

2本目は先進国株式のVEVEで、こちらが商品ページです。チャートは以下のようになっていて、S&P500とほぼ同様の傾向となりました。

②FTSE Developed World UCITS ETF (VEVE)

購入金額は£1,814、時価が£1,899(2021/1/31時点)なので、含み益は+£74となりました。

コロナショック直後のV字回復期ほどではないですが、8月以降も株価はしっかり伸びていったので、それが反映された結果となっています。

分配金

分配金は株式の配当金に相当するもので、ETFを所有していることで得られるお金です。私が貰った分配金は次のようになりました。

  • S&P 500 UCITS ETF (VUSA) £14.45(10/9 £3.89, 12/31 £10.56)
  • FTSE Developed World UCITS ETF (VEVE) £9.4(10/9 £4.27, 12/31 £5.13)

半年間に振り込まれた分配金は、合計£23.85となりました。これは12月に再投資に回しています。

手数料

手数料は、8/17から11/16の3か月分で、£1.0が口座維持手数料として引かれています。年間0.15%なので、安いですね!

以上をまとめると、次のようなイメージになりました。この投資金額の推移のグラフもバンガード証券で出力できるグラフなのですが、非常に分かり易いです!

手数料

全般的にバンガード証券のプラットフォームは使いやすく、情報も豊富なので満足しています。これが年間維持手数料0.15%で利用できていると思うと、凄いですね。

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現状のポートフォリオと今後

現状のポートフォリオと今後

保有株内訳

この半年は手始めに先進国株のETFに絞って購入してきました。しかも先進国株式のVEVEもやはりアメリカが強いので、バンガードプラットフォームの中の保有株式のポートフォリオ分析によると、90%がアメリカ株になっています。

企業を見ると、Apple、Microsoft、Amazon、Alphabet(Google)、Facebookの順番。

保有株内訳

この詳細なポートフォリオ分析も、バンガード証券のプラットフォームの良い機能ですね。

今後どうする?

去年からESG投資が盛んになってきているので、バンガードのETFの中でもESG関連の先進国銘柄を集めた「ESG Developed World All Cap Equity Index Fund」に興味があります。

このグラフは「ESG Developed World All Cap Equity Index Fund」と、私が保有しているVEVE、VUSAを直近6か月間比較したものですが、オレンジ色のESG ETFが僅かに成績が良く見えます。

すこしポートフォリオを変えるかもしれません。

ESG Developed World All Cap Equity Index Fund

まとめ

いかがだったでしょうか。まだ開設して半年ですが、バンガード証券のプラットフォームはっ維持費が安い上に使い易くて気に入っています。

また投資教育の教材(もちろん英語)が提供されているので、少しずつ時間を見つけて読んでいきたいと思います。

また今回ご紹介した内容は一例であって、投資はあくまでも自己責任でお願いします。

コメント

  1. じぇら より:

    初めまして!
    現在26歳でイギリスに在住しています。
    今年から投資について興味を持ち始め、近々VanguardのISAを開設し、最初のうちは勉強のため毎月少額で投資したいと考えています。

    ETFと投資信託の違いについて調べたのですが、初心者は投資信託をおススメされている方が多いのですが、イギリスのVanguardはETFでも毎月定額積み立て可能(違ったらすみません)で、仕組みが株と似ていて個人的にETFに投資したいと考えております。

    ひろさんも最初は投資信託から始められたのか、イギリス在住者の投資初心者はETFよりも投資信託にするべきかご意見伺いたく質問させていただきました。
    宜しくお願い致します。長文失礼します。。。

    • ひろ@イギリス駐在ひろ@イギリス駐在 より:

      じぇらさん、コメントありがとうございます。私は日本でもETFで投資していました。理由は手数料の安さです。
      投資信託は勝手に配当金(分配金)を再投資してくれるので、「運用する手間が少ない」「配当金が少額でも再投資可能」というメリットがあります。
      いざイギリスでの投資を考えた時に、日本のように手数料の安い投資信託は中々ありません。どちらかと言うと、やり手のファンドマネージャーに資金を預けて運用してもらうイメージではないでしょうか。そうすると手数料は跳ね上がります。
      なので、私は手数料の安いバンガード証券でETFを運用し、分配金は自分で再投資する形を取っています。毎月定額の積み立ても可能ですよ。
      少しでもお役に立ちましたら。

      • じぇら より:

        ひろさん、返信ありがとうございます。
        ETFで毎月定額積み立て可能かつ手数料も安いとなると、こちらで迷いなくなりました!早速開設しようと思います。
        いつもブログ拝見しているので、また質問させて頂くかもしれませんが宜しくお願いします。

        • ひろ@イギリス駐在ひろ@イギリス駐在 より:

          ありがとうございます。是非チャレンジしてみて下さい!質問いつでもお待ちしています。

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