今年も冬が近づきインフルエンザ流行のリスクも高くなってきました。特に今年はコロナウイルスも世界的な流行をしており、症状が似ているインフルエンザには例年以上に対策が必要です。インフルエンザはワクチンである程度予防可能ですので、是非本格的な冬を前に受けておきたいところ。イギリスで接種できる場所を調べたので、まとめておきます。
イギリスのインフルエンザ予防接種の特徴について
イギリスは様々な場所でインフルエンザ予防接種を受けられます。接種可能な場所と特徴について始めに簡単にまとめておきます。
GP(General Practitioner)
始めにご紹介するのが、イギリスの診療所GPでのワクチン接種です。しかし、GPでの接種は感染リスクの高い子供やお年寄りに限られるようです。私の子供は3歳ですが、住んでいる場所のCouncilから連絡があり、登録しているGPでの予防接種を案内されました。料金はもちろん無料です。
薬局
イギリスで一般的なのが、薬局の店舗での接種です。私が驚いたのが、TescoやASDAなどスーパーに併設されている薬局でも予防接種を提供しているんです。そして価格や予約方法も薬局によって様々。私が調べた予防接種可能な薬局を後程紹介します。
私立病院
プライベートで運営している病院もインフルエンザ予防接種を案内しているようです。特に日本人に馴染みが深い日系の医療機関でもインフルエンザ予防接種の案内がありました。ただ、運営規模が小さい分接種可能な日程は限られ予約は取りづらいようですし、料金もプライベートな分高くなっています。
インフルエンザ予防接種に対応している薬局まとめ
Boots
- 料金:£13.99
- オンラインで予約可能
- Boots店舗内のブースで接種
- 予約ページはこちら
どこでも見掛けるチェーン店のBootsですが、店舗でインフルエンザ予防接種が受けられます。日本ではあまり薬局でインフルエンザワクチンを受けるケースは無いと思いますが、こちらでは一般的です。(2020/10/24現在情報)予想を超える予防接種の申し込みで、65歳以下の予約は一時停止中とのこと。
Tesco Pharmacy
- 料金:£9
- オンラインで予約可能
- Tesco Pharmacy店舗内のブースで接種
- 予約ページはこちら
イギリス在住の方には馴染み深いスーパーマーケットチェーンのTescoですが、何とその中に併設されているPharmacyでもワクチン接種ができます。しかもBootsよりも安い£9。実際私はTescoで予約して予防接種を受けましたが、薬局のカウンター横の小さなブースで専用のスタッフにより予防接種してもらいました。予約は20分スロットになっていて、時間に行くと待たされることなくスムーズに受付でき、ワクチンも日本でやっていた時より痛く無かったです。(2020/10/24現在情報)予想を超える予防接種の申し込みで、65歳以下の予約は一時停止中とのこと。
ASDA Pharmacy
- 料金:£8
- 予約は各店舗に電話もしくは直接確認
- ASDA店舗内のブースで接種
- 案内ページはこちら
こちらもスーパーマーケットのASDAですが、店舗内に薬局があれば対応してくれます。値段はTescoよりも安い最安の£8!予約は電話か直接カウンターでの確認のみになります。
Lloyds Pharmacy
- 料金:£12.99
- 予約は各店舗に電話もしくは直接確認
- 店舗内のブースで接種
- 案内ページはこちら
イギリスでロイズと言うと銀行のイメージですが、こちらは薬局チェーンのロイズです。結構イギリス国内に店舗があって、私の住んでいる街にもありました。こちらも予約は店舗に直接または電話での問い合わせのみになります。
Superdrug
- 料金:£12.99
- 予約は代表電話に電話、もしくは各店舗に直接確認
- 店舗内のブースで接種
- 案内ページはこちら
Superdrugもイギリス国内にかなりの店舗数を持つ薬局チェーンになります。こちらは代表電話番号に電話、もしくは各店舗に確認とのことです。
Well Pharmacy
- 料金:£12.5
- 予約停止中
- 店舗内のブースで接種
- 案内ページはこちら
こちらは割とマイナーな薬局チェーンのWell Pharmacyです。(2020/10/24現在情報)予想を超える予防接種の申し込みで、予約は一時停止中とのこと。予約方法も不明でした。
日系私立病院の対応状況
ジャパングリーンメディカルセンター
シティとアクトンに施設を持つジャパングリーンメディカルセンターですが、インフルエンザ予防接種の案内をしています。予防接種の対応日は限られており、詳しくはこちらのHPから最新情報を確認されることをおすすめします。
(2020/10/24現在情報)2020年の予防接種の日程は10月6日となっており、現時点でそれ以上の案内は見つかりませんでした。
ロンドン医療センター
こちらも日系病院大手のロンドン医療センターですが、インフルエンザ予防接種の対応をしています。こちらも予防接種の対応日は限られており、詳しくはこちらのHPから最新情報を確認されることをおすすめします。
(2020/10/24現在情報)2020年の予防接種の日程は10月25日となっており、現時点で満員のようです。11月の追加日程は再度更新されるようなので、希望されている方は引き続きHPを確認されることをおすすめします。
まとめ:イギリスは薬局で手軽にインフルエンザ予防接種
日本とは違い、薬局で気軽に予約して予防接種が受けられるというのがイギリスのインフルエンザワクチン事情でした。また予防接種の需要が高まっていることにより、Web予約停止中のところが多いですが、逆に電話予約や対面予約の所は空きがある可能性があるので、そちらをあたってみることも良いかもしれません。
コロナ流行の中の冬、インフルエンザのリスクを下げる予防接種を検討してみてはいかがでしょうか。
コメント
このコメントはヒロさんにとどくんですよね。。。
こんにちは。以前、HSBCのflex saverがいいと言っていましたが、online saverの方がもっと稼げると思います。私も何年か前にonline saverを開きflexのを全部移しました。私はズボラなので、その後の進展を見ていません。が、ヒロさんも是非チェックしてみてください。
それから、最近投資にバンガードのsp500に投資しようかと考えています。でもいまいち勇気が出ず、足踏み状態です。子供は中学生で、私はシングルマザーで50近いので、あまりたくさんのお金は使えません。んんーー。。。
なにかアドバイスして貰えたら嬉しいです。
情報ありがとうございます。チェックしてみますね。
投資は早く始めるほど効果が高いので、思い立ったら少額でも始めてみるのが良いと思います。
少しでもハードルを下げるには、仮に今の仕事が止まっても半年~1年間は生活できる資金(生活防衛資金と呼びます)は貯金として確保して手を付けないで、それ以外の余剰金を投資に回すという考えが良いと言われています。
イギリスはISAなど投資への優遇がとても充実しているので、日本から見るととても羨ましい環境です!
まずは小さく始めて体験してみる、というのが良いと思います。それがストレスに感じるようでしたら、それから止めるのでも遅くは無いと思いますよ。