【まとめ】イギリスでコロナウイルス検査が可能な民間機関

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2020年12月末に導入された「英国からの帰国者・入国者に対する水際対策強化に係る新たな措置」により、外国籍の方はイギリスから日本への入国が停止されたと共に、日本人も出国前72時間以内に実施したコロナウイルス検査証明の提出が義務付けられました。

以前同僚の欧州出張の為に民間でウイルス検査が可能な機関を調べました。必要に迫られている方も少なくないと思いますので、こちらの記事にまとめておきたいと思います。

なお、日本の水際対策及び各検査機関の検査内容については逐次更新されておりますので、必ずご自身で最新の情報をご確認ください。
また本記事でご紹介する検査機関が、日本政府の指定する検査証明書の要件を満たせるかは未確認ですので、必ずご自身で検査機関にご確認下さい。

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英国からの帰国者・入国者に対する水際対策強化に係る新たな措置

検疫措置の強化

2020年12月23日に外務省から発表された「新型コロナウイルス感染症に関する英国に対する新たな水際対策措置」では、検疫措置の強化(日本国籍者も対象)が記載されています。

●検疫措置の強化(日本国籍者も対象)
12月27日より、英国からの日本人帰国者についても、再入国者と同様、英国出国前72時間以内の検査証明を求めます。帰国時に検査証明を提出できない帰国者に対しては、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る。)で14日間待機することを要請します。
また、12月27日より、英国からの日本人の帰国及び在留資格保持者の再入国に際して、入国時に位置情報の保存(接触確認アプリのダウンロード及び位置情報の記録)について誓約を求めます。

新型コロナウイルス感染症に関する英国に対する新たな水際対策措置

英国からの日本人帰国者が提出を求められる検査証明書のフォーマット

ここで提出が必要になる検査内容と検査証明書のフォーマットは、英国日本大使館の「英国からの日本人帰国者が提出を求められる検査証明書のフォーマットについて」で説明されています。

認められる検査の種類は以下の3つとのことです。

核酸増幅検査(real time RT-PCR 法)
核酸増幅検査(LAMP法)
抗原定量検査(CLEIA)

またフォーマットに関しては次のように説明されています。

1.次のリンク先の検査証明書のフォーマットに現地医療機関が記入し、医師が署名又は押印したもの。
https://www.uk.emb-japan.go.jp/files/100130674.pdf

2.上記1.と同じ内容が記載された現地医療機関が発行するフォーマット。このフォーマットに含まれる必要のある具体的な内容は次のとおりです。

(1)人定事項(氏名、パスポート番号、国籍、生年月日、性別)
(2)COVID-19の検査証明内容(検査手法(所定のフォーマットに記載されている採取検体、検査法に限る)、検査結果、検体採取日時、検査結果決定年月日、検査証明交付年月日)
(3)医療機関等の情報(医療機関名(又は医師名)、医療機関住所、医療機関印影(又は医師の署名))の全項目が英語で記載されたものに限る)

英国からの日本人帰国者が提出を求められる検査証明書のフォーマットについて

フォーマットに関してはかなり詳細な指定がありますので、検査の予約前にあらかじめ検査機関に、本内容で証明書が発行可能か問い合わせる必要がありそうです。

また「厚生労働省新型コロナウイルス感染症相談窓口(検疫の強化について)」が設置されているようなので、不明な点はそちらに問い合わせることも可能なようです。

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イギリスでコロナウイルス検査が可能な民間機関

それでは、イギリスでコロナウィルス検査が可能な民間機関をご紹介します。国際線フライトで主に定められている”72時間以内”に検査実施~結果受領まで可能な機関を抽出しております。

再度となりますが、こちらでご紹介する検査機関が、日本政府の指定する検査証明書の要件を満たせるかは未確認ですので、必ずご自身で検査機関にご確認下さい。

空港

ヒースロー空港

ヒースロー空港

イギリスからの主な国際線はヒースロー空港となりますが、空港内でもテストを受け付けているようです。日本が指定するLAMP法検査も受けられるようです。主な検査内容をまとめます。

PCR(ターミナル内):48時間以内に結果判定、£99
PCR(ドライブスルー):翌日に結果判定、£80
LAMP:90分以内に結果判定、£79

ヒースロー空港2
検査種類と結果が判明するまでの時間、料金

LAMP法であれば結果判定までの時間が短く、フライトの時間によっては当日空港で検査を実施してから搭乗というのも可能なのかもしれません。

案内ウェブサイトはこちら

薬局

Boots

Boots

イギリス大手薬局チェーンのBootsでは、対象店舗でPCRテストを受け付けています。価格は£120で、48時間以内に結果が判明し、証明がメールで送られてくるとのことです。

対象店舗が比較的多く、ロンドン以外の街でも検査を受けられる可能性が高いです。

案内ウェブサイトはこちら。対象店舗はこちらに記載されています。

well pharmacy

well pharmacy

well pharmacyもイギリスの大手薬局チェーンで、対象店舗で48時間以内に結果が判明するPCRテストを提供しています。料金は£120で、Bootsほどではありませんが、英国内の複数の店舗で薬局内における検査を提供しています。

案内ウェブサイトはこちら

Prince pharmacy

Prince pharmacy

Prince Pharmacyはロンドンに4店舗(Knightsbridge、Kensington、Marble Arch、Edgware Road)を構える薬局です。PCR検査費用は£195と高額ですが、8時間以内に結果が得られるという速さが特徴です。

Prince pharmacy2

医療機関

Wren Healthcare

Wren Healthcare

医療機関の中で、Wren Healthcareは複数の診療所を持っており、近くでPCR検査を受けられる可能性があります。クリニックの場所は次の8か所で、こちらのページに一覧となっています。

Chiswick, London
Orpington, Kent
Cobham, Surrey
Ageas Bowl, Southampton
Crayford, Dartford
Holiday Inn Heathrow M4
Monmore, Wolverhampton
Discovery Park, Sandwich

またトラベル用途のPCR検査を提供しており、検査から結果の受領までが24時間と48時間と比較的迅速なサービスを提供しています。料金は24時間は£145、48時間は£170となっています。

DocTap

DocTap

DocTapはプライベートGPサービスですが、PCR検査も提供しており、ロンドン内の複数箇所で検査が受けられるようです。予約に進むと、次の場所が地図上に出てきました。

結果判定までの期間と料金は、翌日の場合£139、2日後の場合£149(自分で検体を取る”Self Swab”の場合。スタッフが実施する場合は£5アップ)となっています。

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その他のコロナウィルス私的検査機関

上記は私が実際にウェブサイトで確認した検査機関ですが、それ以外にもこちらのイギリス政府のページに、PCR検査が受けられる私的機関がリストで掲載されています。

掲載されている検査機関の数が非常に多く、場所の情報が無いため、一つ一つウェブサイトに飛んで確認する必要があるのですが、本記事で紹介した検査機関以外に調べたい時には活用できるかと思います。

本記事は以上となります。皆さんの参考になれば幸いです。

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